ふみやと甘蕉。

僕の日常と非日常を記録する小ネタ日記です。

隣の街まで

明後日から、長崎での病院の治療が始まるんやけど、

これからの事については、診察後に考えることにしてて。

 

これと言ってやりたい事も特になく、

最近は安くで買ったクロスバイクに乗って、

サイクリングしてます。

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実は自転車に乗るのが好きです。

初めて自転車に乗ったのは、小学1年生の時でした。

自転車に乗れるようになってすぐ、マウンテンバイクを

買ってもらい、早速、隣町の祖父の家まで

お父さんと兄と一緒に自転車で出かけて。

 

山道をひたすら登って登って…

到着する事にはもうすっかり夕方だったけど、

里山に沈む夕日はオレンジ色で、

その光が若かりし頃の兄の顔や、僕の顔も赤く染めて

綺麗だったことを今でも覚えています。

途中休憩で、自転車を止めて休んでいた時に、

自転車に蛇が巻きついていてモチベーションが下がった

時もあったけど…

 

しんんどかったけど、清々しかった。

 

ってな感じで、このことがキッカケで

小中学校の頃は自転車に乗って

一人でよく放浪に旅に出ていました。(日帰りだけど)

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話は、最近に戻りますが、

自転車でサイクリングする時に必ず通らないといけない坂道があります。

坂道になると、全力でペダルを踏んで進むから、

息もしっかり上がってもうダメかも…って思う時があるけど、

坂を登った瞬間に、喉のが熱く激しく動くんですよね。

足りない酸素を身体いっぱいに取り入れようとしてる。

 

ベタだけど、こういう時に“生きてるー!!”と感じます。

 

精一杯力を出し切った時、

そこには、成功も失敗も存在しなくて、

よっしゃー、やり切った!!そして、生きている!!

っていう感覚だけが存在して。

その瞬間を味わう感覚さえ掴めば、どこにでも幸せを感じれて、

それで気持ちが満たされるような気がするかもーって。

他者には分からないけど、

自分の中の感覚を大切にしたらいいんだ、と。

サイクリングから学んだような気がするような…

 

あと、サイクリングして感じたことは、

心から本当に行きたい場所か、そうでない場所か、

はっきりわかる。

ペダルを踏んでヘトヘトになってまで、見てみたい景色があるなら、

しんどさよりワクワクが優先するし。

 

物事もこうやって決めれば、

無駄な行動や、無駄な買い物、無駄な何か…

がなくなるんじゃないかなって考えました。

 

本当に欲しいものは、

苦労してでも欲しいと思えるか。

 

いい判断基準ができたような気がします。